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ニチジョウ。

ニチジョウ。

透明感



日記に書こうとしたコトなので、ぐちゃぐちゃな文章なのは明らかです。
それでも読んでくださるなら、読んでください。






母は。
「あんたは全部わかってる上で悩んでるから、お母さんにはもう何も言えることはないよ。助言できないからね。全部わかっててどうしようもないから、タチ悪い」
そう言いました。
理解してくれてます。
わたしは大体の意見なら既に知っている。特に、家族の意見なんかは、言われなくてもわかる。
こういう時にはこう言うだろうなと予測がつく。
たまには、誰かこの予測を裏切ってくれてもいいのに。
破滅的に裏切ってくれていいのにと思う時がある。
でも、そういった予測がはずれないのは小説を書くうえでとても大切。
他人を理解していないと、自分で他人を――キャラを作れないから。
だから喜んでいいことです。
でも、実際には。
そういうの、他人の考えなんて、客観的に見れる頭なんていらないと思ってしまう時もある。
身動きが取れなくなる。
すべてわかっている上で残酷な行動もとるし。
でもどうせなら、誰がどういう意見なのかがわかるのなら。
その意見を理屈で説き伏せられる能力も携わっていればよかったのに。
そんな頭ありえないけど。どんな天才だよ、ホント。
人によって正しいと思うものが違うからこそ衝突するのであって、そうしてひとりの人間が何人もの考えを説き伏せられるなら、その人は神様になってしまう。
すべて正しくて、正しいことすべてを否定できる存在。
そして、正しいことを一括設定できる存在。
そんなのありえない。
だから、もがくんだろうな。苦悩するんだろうな。
たぶん。



私の見えない死角から。
私にとって正しい道を切り開いて見せてくれる人が現れたらいいのになぁ。
と、時折思う。
みんなの意見がわかるなんて自意識過剰だ、決め付けるなよって、言って欲しい。
それを実感させて欲しい。
自意識過剰だとも決め付けだともわかっている。
でも、なかなか、特に大事な場面で。
どうして裏切ってくれないのかと思う。


すみやんは、私の感性を、透明だと言った。
綺麗な透明ではなく、見透かしているような、そういう類の透明感だと言った。
これは、そういうコト。
わかってて、建前を見透かして、奥まで侵入してしまうというコト。
私がキレたら恐いのはそういう、見てはいけないところまで露見させてしまう自分が恐いのです。
踏み入っちゃいけないプライベートなところの壁を無理矢理はがして、そこを遠慮もなく突付いて刃物を突き立てる。
自分も気付きたくないところに刃物をたてる。
壁をとっぱらうのは、刃物をつきつけられてる本人にもちゃあんと見えるために。
そういう痛いことを簡単にやってしまうから。
私は言葉を使っちゃいけないのかもしれない。

みんなそんなものだ、建前なんて誰もが見透かしているけど、言わないように努力しているんだって言うなら。
だったらなんで理解が浅い人が多いのか教えて。
みんなって私の周囲ではどれを指すのか教えて欲しい。
建前なんて見透かしているというなら、私の本心を当ててみてほしい。




この考えが自意識過剰であると言うのなら、それを実感させてください。
みんながそうであるというのなら、証拠を見せてください。




多感で、過敏で、変に真面目すぎるコドモな今だから、こう考えてしまうのかもしれない。
被害妄想的な自分が嫌だと思う。
思春期が通り過ぎたころ、もうひとつ、答えがでるのでしょう。
まちどおしい。


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